主な機能の紹介

01 認証ゲートウェイ機能

利用者への負担の少ないWeb認証
利用者への負担の少ないWeb認証
端末のOSや環境に依存することがなく利用できるWebブラウザを介してユーザ情報を行います。
認証ページ強制表示
利用者がeFERECを通過する通信を行う際にeFERECの認証ページを自動的に表示し、Webブラウザでのユーザ認証を強制します。利用者はユーザ名とパスワードを入力してユーザ認証します。認証ページは日・英での表記に対応しています。
使用条件確認機能
使用条件確認機能
Web 認証画面のユーザ認証の前に、ネットワークの使用条件などを表示し、利用者の同意を求める画面を表示させることが可能です。
また、ユーザ認証は行わず、使用条件への同意のみでネットワークを利用できるように設定することも可能です。
SAML認証機能
SAML認証機能
利用者がeFERECを通過する通信を行う際に行うユーザ認証をSAMLによって連携するIdPによって行うことが可能です。SAMLによってeFERECにログインすると、連携している他のSP(Webサービス)にはSSO(シングルサインオン)でログインできるようになります。SAMLによるユーザ認証は、Web認証とは異なるVLANに設定することが可能です。これによってVLANごとに異なる認証方式を選択することが可能です。
※この機能のご利用には「SAMLオプション」が必要です。
認証サーバ連携機能
ユーザ認証を行うユーザ情報の参照先として、LDAPサーバ(Active Directoryを含む)、RADIUSサーバを指定することが可能です。また、eFEREC内部にもユーザを登録することができます(内部の登録は5件のみ)。これらの参照先から、最大5つを選択して併用することが可能です。
アクセスポリシー
eFERECにログイン成功後のユーザのeFERECを通過する通信の許可|拒否を設定することができる他、ログインを行わない端末や使用条件確認機能に同意しただけの端末への設定も可能です。
Web認証画面カスタマイズ機能
認証ページは、任意のスタイルシートを使用して画面デザインを自由にカスタマイズしていただけます。また、認証ページに表示される語句やメッセージのカスタマイズも可能です。ユーザ認証の(成功・失敗)に応じて、認証後に表示させるページを自由に設定することもできます。
VLAN対応
ネットワークの接続方式が「ブリッジ」では、VLANタグなし、もしくはVLANタグがある場合はそのVLAN ID毎に処理を振り分けることが可能です。VLANの内、最大3つを指定して認証ゲートウェイ機能もしくは使用条件確認機能の対象にすることが可能です。「NAPT」では、VLANには対応しません。
その他の機能
IPv6対応
ネットワークの接続方式が「ブリッジ」では、IPv4のみ、もしくはIPv4/IPv6併用のネットワークでご利用いただけます。「NAPT」では、IPv4のみご利用いただけます。
重複ログインの制御
1ユーザが複数の端末で同時にeFERECにログインできる数の制御が可能です。また、ユーザごとに上限数を設定することも可能です。


禁止ユーザ・禁止MACアドレス
eFERECへのログインを禁止するユーザ、MACアドレスの設定が可能です。
MACアドレス登録機能(オプション)
認証ゲートウェイ機能で、AXIOLEのMACアドレス登録システムにログインすることが可能です。認証したユーザの利用端末のMACアドレスを自動的に取得し、ユーザ自身が利用端末を追加登録ができます。

02 利用状況の把握

利用状況は、内部ログとして記録されます。ログを保存したい場合は、syslogへの送信に対応しています。

03 システム管理

バックアップ・リストア
eFERECの設定保存時に、自動的に設定ファイルのバックアップを作成します。万が一リストアが必要になったときにはこのバックアップを使用することが可能です。
監視機能
任意のシステムログ出力をメールで通知することが可能です。また、SNMP/SNMPトラップに対応しています。
サポート機能
最新ファームウェアを提供
eFERECの最新ファームウェアを本サイトからダウンロードすることが可能です。ダウンロードには有効なライセンスが必要です。
障害調査情報で障害時に素早く原因究明
障害発生時に、障害調査情報ファイルを弊社サポートセンターにお送り頂ければ、弊社にて解析を行うことで、障害時の原因究明、切り分けを的確に行うことが可能です(eFERECを再起動されますと、再起動前の障害情報はクリアされますのでご注意ください)。